熊本県御船町|眼科(日帰り手術・白内障・緑内障)|小児眼科(弱視・斜視)

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日帰り白内障手術

白内障

白内障は眼の中にあるレンズ(水晶体)が濁る病気です。カメラのレンズが濁るときれいに見えないのと同様に、水晶体が濁るとはっきり見えません。この場合、眼鏡を変えても見えるようにはなりません。

白内障はよく見られる病気ですが、その原因の多くは加齢によるもので、これを治す薬はありません。白内障の進行予防として目薬を使うこともありますが、白内障を治す効果はありません。ですから、白内障が進んで視力が低下したら、それを回復させるには手術しかありません。いつ手術をするべきか明確な基準はありませんが、日常生活に支障をきたすようになったら、手術をした方がよいと思います。

白内障の手術は局所麻酔で、かかる時間は20分から30分です。麻酔法もずいぶん進歩しましたので、痛みはあまりないと思います。手術の方法は、水晶体の一番外側の皮の部分の後ろ側を袋状に残して、中身を全部取り除き、残した皮の中に人工のレンズを入れます。

しかし、手術をしても老眼はよくなりませんので、手術後は眼鏡が必要です。また、手術前に使っていた眼鏡は合わなくなります。また、まれですが、眼の状態によっては人工のレンズが入れられない場合があります。この場合は術後にコンタクトレンズを使うことになります。

手術は入院でも通院でもできます。入院の場合、片眼で3日から5日くらい、両眼でも1週間から10日くらいです。通院の場合は、少なくとも術後1週間は頻繁に通う必要があります。また、全身的に病気がある場合は入院が必要になります。