「第73回日本弱視斜視学会」
学会参加報告です。6月16日(金)~17日(土)にかけて、第73回日本弱視斜視学会へ参加して参りました。石川県の金沢市は遠く、移動だけで片道6時間の長旅でした。しかし、それだけ苦労した甲斐あって、学会は実に有意義なものとなりました。
特に関心を持ったのが、個人眼科で幼稚園・保育園健診を行っている眼科の口演でした。その眼科では、3歳児健診での見逃しを防ぐ目的で4、5歳の園児に健診を行い、健診の至適時期について検討されていました。その結果、より早期の4歳から治療を開始した弱視の患者様が視力1.0に到達するまでの期間が短いという事を述べておられました。
ちなみに、みふね眼科では、0~5歳児の全園児を対象に健診を行っており、可能ならば1歳未満からでも弱視の治療を行います。早期発見・早期治療の原則は変わらないと実感しました。
(山口)
2017年7月24日 |未分類