「視力検査」
7月、8月は夏休み期間ということで、子どもさんの来院が特に多い時期です。
学校での視力検査や眼科検診のお知らせを持参して、受診される方が多く見られます。
視力検査は、検査を行う環境や、本人の理解力や集中力に影響されやすく、眼科で検査を行ってみると、学校での結果と多少違いが出てくる場合もあります。
子どもさんが、見えづらさを訴えない場合もあり、中には視力検査の結果をお伝えすると、「そんなに見えていなかったのですか?」と、驚かれる親御さんもいらっしゃいます。
しかし、ほとんどの場合が、レンズにて屈折異常を矯正すると、良好な視力が得られる状態です。
医師から眼鏡を勧められた方の中には、特に子どもさんの年齢が低い場合には、本人あるいは親御さんが眼鏡をかけることにためらいを感じる方もいらっしゃるようです。
まずは、学校での授業で支障が出ないように、見える状態を作ってあげることが大切です。
先日、初めて眼鏡を作ることになり、検査をしていた小学校低学年の子どもさんのお話です。
眼鏡を装用する練習をすると「すごい!よく見える!」と、今までよりも遠くの物が良く見えることに感動して喜んでいました。こちらまで嬉しくなる微笑ましい出来事でした。
視能訓練士 藤井
2015年8月24日 |未分類