「院内勉強会の報告」3月16日
白内障術前、術後管理のポイントについての勉強会を行いました。
まず白内障とは水晶体(レンズ)の濁った状態を言います。
白内障の中に数種類ありますが、今回は最も多い老人性白内障を対象としました。
術前管理では医療側は正確な情報を患者が理解しやすい言葉でうまく伝える義務があります。
また、患者さんにも情報を理解しようとする意欲をもって分かるまで質問し、そのうえで自分で決断する義務があります。このことから、まずは医療側と患者さん側の信頼関係が必要となってきます。
次に、術後管理では主に患者さんの点眼薬や内服薬の種類と施行回数などが正しく理解されているか、また、清潔な手で点眼瓶の先が目に触れずに点眼できているかが重要です。その確認と指導が医療側は必要となります。
これらのことをふまえたうえで、やはりどんなことでも当てはまるのですが、一番重要なのは医療側と患者さん側の信頼関係であると、再確認することができました。(視能訓練士:平山)
2013年3月26日 |未分類