寒い朝の出来事
「何番線から乗るの? 1番なの2番?」
大きな声で携帯電話をしている、高校生らしき女の子。
バスで目的地に行くのだが、何番から乗って良いのか分からない様子。
とても感情的な声で、多分相手は母親であろう。ふと手元をみると、手帳(障がい者手帳らしい)を持っているのに気づいた。
こちらから事情を尋ねて教えたほうが良いのか、しかし、あえて一人だしたのは、親心からかもしれない。少し見守ってどうしても分からないなら声をかけようと思っていた。何分かのやり取りで分かった様子。
バスが到着し小走りで乗っていった。本人の力でバスに乗れて良かった。見ていた私は勝手に
嬉しく満足していた。 (受付:林)
2012年12月15日 |未分類