第6回唐人町オフサルミックセミナー
9月8日(土)にニュースカイホテルにて開催されたオフサルミックセミナーにみふね眼科より5名出席してきました。兵庫医科大学の 三村 治 先生が『意外にやさしい神経眼科的OCTの見方』と題して講演を行われ、興味深い症例を幾つも学べました。
神経眼科的な症例のみならず、わずかな偏心固視のある小児の患者をGCCマップという方法で撮影して、直像鏡以外の方法でも偏心固視の証拠を得る事ができた、という症例は視能訓練士として勉強になりました。
神経眼科的な分野の症例は難しく理解が追い付かない部分もありましたが、黄斑周辺と乳頭周辺の網膜の厚みの差から遺伝性視神経症の鑑別を行うなど、今まで緑内障の状態や黄斑変性などにしか注意を向けてなかった自分には目から鱗が落ちたような、多くの発想・知見を得られた講演でした。
視能訓練士 山口
2018年9月14日 |未分類