熊本県御船町|眼科(日帰り手術・白内障・緑内障)|小児眼科(弱視・斜視)

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みふね眼科Blog

「自家製酵母」 挑戦中

以前から興味があった「自家製酵母」のキットがあったので購入しました。

まず、1週間で酵母起こしをします。
消毒した蓋付きビンに、りんごの皮・芯・種+水+キビ砂糖を入れ室温で放置しました。
1日1回蓋を開けガス抜き・においチェック
発酵臭は、お酒のような、熟した果物のようなやわらかくて甘いにおいになりました。
7日目に皮や芯をしぼって酵母エキスができました。

次に、パンの種作りに進みます。
1日目は、酵母エキス+小麦粉+水(分量が決まっている)混ぜ室温へ
2日目~4日目は決まった分量の小麦粉+水を追加しながら冷蔵庫で育てました。

これから、パン生地を作っていくのですが今回はここまでです。

パン作りには、1次発酵・2次発酵があり時間がかかるので今度の週末に作ります。
さて、ちゃんと発酵してくれるのか焼き上がりが楽しみです。 (看護師:髙濱紀代美)

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「院内勉強会で報告しました」

4月1日(水)の院内勉強会で「上益城ICLSコース受講報告」を行いました。ICLSコースとは、医療従事者のための蘇生トレーニングコースで、約1日かけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけることです。今回は、心停止についてとチーム医療について報告しました。

心停止は4つの波形に分けられます。
心室細動(VF)・無脈性心室頻拍(VT)      → ショックが必要!!
無脈性電気活動(PEA) ・心静止(Asystole)      → ショックは禁忌

VF: リズムは不規則で、心臓が小刻みに震えている状態である。
一刻も早い電気的除細動が必要であり、挿管や点滴確保などよりも優先される。
VT: リズムは規則的である。頸動脈を触知できなければ無脈性心室頻拍と呼び、心停止の状態 である。
心室細動と同様に直ちに除細動が必要である。

VT・VFは
・最も助かる可能性のある心停止。
・早期除細動が極めて重要。
・使用可能な薬剤
血管収縮薬:アドレナリン、バソプレッシン
抗不整脈薬:アミオダロン、塩酸ニフェカラント
※ 薬剤の静脈内投与方法
① 薬剤を、確保したルート内に投与する。
② 生理食塩水(または点滴の本体)20mLで後押しする。
③ 投与した上肢を10~20秒間拳上して中心静脈への移行を補助する。

無脈性電気活動(PEA):
心電図上は何らかの波形が認められるが、頸動脈を触知できないもの。ただしVFとVTを除く。
心臓に電気的に活動はあるものの全く収縮していないか、わずかに収縮しているだけで、心拍出量は得られていない状態である。

・除細動の適応はない。
・予後は良くない。しかし、原因が早期に是正されれば、救命できる場合もある。
・“治療可能な原因”の検索と迅速な治療が重要。
・家族・目撃者などからの情報収集。
・患者の身体所見やカルテからの病歴収集、家族からの聴取。
・簡便な検査を行っていく。
・治療:効果的な心肺蘇生(CPR)の実施。 十分な酸素、輸液投与。 気道の確保。
使用薬剤は、アドレナリンが有効。

心静止(Asystole):
心静止を疑ったら、真の心静止かどうかを確認する必要がある。
胸骨圧迫を行いながら、モニターの電源やリード線の確認(はずれていないか)を行い、不適切な誘導でないか、感度が低すぎないかを確認し、疑似心静止を除外することが大切である。

・ 心停止の中で、最も予後が悪い。
PEAと同じく、原因が判明し即座に解除された時のみ回復する可能性が出てくる。
・ 場合によっては蘇生しないか、いつ蘇生行為を中断すべきかといった判断も重要となる。
・ 治療:治療可能な原因の検索・鑑別と、それに対する治療。
使用薬剤は、アドレナリンが有効。

心停止の中で、ショックが禁忌である波形があることを今回初めて知りました。モニターから波形を読み取ることはなかなか難しいですが、当院には自動体外式除細動器(AED)があります。AEDが自動でショックが必要か解析してくれるので、AEDのすごさが改めて分かりました。
外来患者様やOpe中の患者様の急変に備えて、毎年1次救命処置(BLS)講習やICLSコースを受講しています。何もないにこしたことはありませんですが「備えあれば憂いなし」で、準備・知識があることによって、いざという時に慌てず冷静に対処できると思っています。今後も積極的に参加していきたいです。
(看護師:柴田美保子)

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春を感じます

我が家の庭に、白、紫、ピンクなど可憐なクリスマスローズが今年は大きく育ち沢山の花が咲き誇りました。
他にも、紫蘭やツワブキが芽を出し、ハーブも増えました。
昨年植えたイチゴに白い花が咲き始め、朝日をあびて元気に育ってます。
看護師:中村

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「卒後教育勉強会」

H27年3月21日に母校である、西日本教育医療専門学校の第1回卒後教育勉強会に参加してきました。
先生方の教育講演が2題あり、基本的なことの講演でしたがすごく勉強になりました。
基本が大事ということも改めて学び、まだまだ勉強不足を痛感しました。
基本が身につくようこれからも学ぶことを忘れず、先生方のように一人前の視能訓練士になれるよう努力していきます。
久しぶりに先生方や同期の方とお会いできて、すごく楽しかったです。
このような会を開いて下さった先生方に感謝しています。
第2回がまたあるようなので、それを楽しみに、これからも頑張ります。
(視能訓練士:三池祐美)

「春眠暁を覚えず」

春の夜は短く、また気候もよいので、つい寝過ごしてしまう……。そんな意味が込められた言葉ですが、皆様よく眠れていらっしゃるでしょうか? 春の気候の良さは人々に快眠をもたらすでしょうが、植物には萌いずる生命力を与え、新たな命を飛散させる時期です。
そう、花粉の季節です。
三月頃からはスギ花粉が多くなり、4月頃からはヒノキ花粉も多くなると聞きます。折角寝やすい気候なのに、喉がイガイガしたり、眼が痒くなったりして苦しむ方も多くなると思います。
私もスギ花粉アレルギーなので、これからの季節は戦々恐々の日々になりそうです。
辛い症状が出た時は、無理せず早めに病院に行かれた方が宜しいかと存じます。

そして目のアレルギーならば、どうぞ、みふね眼科をご利用頂ければ幸いです。
(視能訓練士 山口)