熊本県御船町|眼科(日帰り手術・白内障・緑内障)|小児眼科(弱視・斜視)

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みふね眼科Blog

平成24年10月27日(土)の勉強会

10月27日(土)、診察終了後に院内での勉強会がありました。
今回は私が学生の頃に病院実習で経験した、「眼内炎」の患者さんについて発表しました。
眼内炎とは、眼の中の組織に炎症が起きた状態をいい、更に強い炎症が及んだ状態を全眼球炎といいます。眼内炎の治療として、まずは抗生剤の投与が行われます。中には炎症が酷く、眼球を摘出して義眼を装用するケースもあります。
この症例は、高齢の患者さんが転倒し、眼を打撲して発症した可能性のある眼内炎でしたが、他にも原因により、感染性・水晶体起因性・腫瘍性に分類されます。
まだまだ勉強不足で、疑問点が多く出てきた為、もう一度眼内炎について更に詳しく調べていこうと思いました。 (西田)

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「コスモス」

10月初めに、夏の緑のエコカーテンから、秋のコスモスの花壇に変わりました。
先日、朝から花壇を見ると、まだあまり咲いていなかったコスモスの花が、キレイに咲いていました。
最近朝から冷えることが多く、冬の苦手な私は少し寂しい気持ちになっていたのですが、キレイなコスモスを見てほっと温かい気持ちになりました。  (栗屋)

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平成24年10月13日(土)の勉強会

10月13日土曜日の院内勉強会で、9月28~30日に開催された日本緑内障学会の報告をしました。
緑内障の診断や、経過を確認する検査として視野検査を行います。視野検査とは、眼を動かさないで見える範囲を調べる検査です。動的視野検査と静的視野検査があります。今回は、静的視野検査をする際のコツとポイントについて話があったので報告しました。
◆ 中心を固視することの大切さ
見えるか見えないかのぎりぎりの光が出るので、全部見えなくてもよいということを説明します。
◆ 上眼瞼拳上をする時は、軽く目を閉じてもらって拳上し、自然な瞬きができるようにします。
眼瞼を拳上しすぎると、角膜が乾燥し流涙の原因となるし、不十分だと視野の上方に暗点が出てしまいます。
◆ 目が動いていないかの固視の確認で、盲点(視神経乳頭部で、誰でも見えない部分)に光が出た時に応答があった時は、盲点の位置ずれが原因と考えられます。その際、頭が傾いていないかと、隠している方の目がきちんと遮閉されているか確認します。

視野検査はとても疲れる検査です。今回学んだことを実践して、患者様の疲れを最小限に、
また気持ち良く検査を受けてもらえるようにしていこうと思いました。   (柴田)

(資料配布の一部)

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院内勉強会「充血の見方」

10月3日 第1水曜日恒例の院内勉強会を行ないました。
テーマは「充血の見方」
充血は、結膜炎の主な症状ですが、結膜炎もウイルス性、細菌性、アレルギー性といろいろあります。
また、充血は、結膜炎以外にも、ぶどう膜炎、強膜炎、上強膜炎、緑内障の発作などいろいろな疾患で見られます。一言で充血と言っても、疾患によって特徴があるので、それぞれの特徴について、実際の写真を見ながら学びました。
この中で、ウイルス性結膜炎は「はやり目」とも呼ばれ、感染性が強く、適切に判断して、他の人に移さないようにしなければなりません。
当院では、「はやり目指定席」を設けていますが、ここで待ってもらい、すぐに診察した方がよいのか、
また検査を先にした方がよいのか、受付や検査でも判断する必要がありますので、今回は充血をテーマに、皆で勉強しました。 (佐藤)

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学会へ行ってきました

9月28日~30日に、石川県金沢市で開催された第23回日本緑内障学会へ行ってきました。台風17号が日本列島へ近づいているということで、学会期間中も台風情報や飛行機の運航状況をまめにチェックしていましたが、帰る予定の30日に、金沢~大阪間のJRが1日運休で金沢に足止めとなりました。
予定外の金沢連泊となり慌てましたが、学会のプログラムも充実していて勉強になり、また一人気ままに観光もでき、初めての金沢旅行を楽しんできました。
実は、去年も台風で参加した学会が中止となり、今回、学会は行われたものの台風で帰熊できず、
さて来年は?・・・3度目がないことを今から願っています。   (柴田)

(学会会場前の看板を記念に撮影)

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(兼六園の庭内です。少し紅葉がみられました。)

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