熊本県御船町|眼科(日帰り手術・白内障・緑内障)|小児眼科(弱視・斜視)

〒861-3206 熊本県上益城郡御船町辺田見馬場410-1

[未分類]

「第32回九州視機能研究会」

去る6月28日に、大分県のコンパルホールにて第32回九州視機能研究会が開催され、一般演題発表者として当院の視能訓練士、山口と三池が出席しました。
二人とも初めての発表でしたが、事前に当院スタッフからアドバイスを頂き、学会スタッフの方々の尽力もあって、つつがなく終えることが出来ました。

私こと山口の演題は、『1歳未満発症の調節性内斜視の4症例』と言うものでした。

簡単に内容を述べますと、先天性(生まれつき)のものと思われる内斜視の患者様が、実は遠視の影響で内斜視になっていた、と言うものです。

目新しい症例ではなく、過去に幾つも同様の症例が報告されています。
その上で敢えて発表したのは、先天性の患者様の中にも遠視という屈折異常によって内斜視になっている患者様が居る事を、視能訓練士の方々に意識して貰う事が目的でした。

先天性の内斜視でも、手術に依らない治療が可能かも知れない。
屈折異常の矯正が眼位ずれの矯正に重要である、と再確認できた発表でした。

(視能訓練士 山口)

142-1

「はやり目が流行しています」

最近、はやり目の症状(目の充血・メヤニ・かゆみ等)で受診される方がとても多くなっています。はやり目とはアデノウイルスというウイルスの
感染症です。感染性が非常に高いウイルスで、主に手を介して感染します。
当院では院内感染防止の為、しばらくの間、キッズスペースを閉鎖しています。
はやり目をうつさない、うつらないように手洗いを心がけ、はやり目のような症状がでたら早めに眼科を受診しましょう。

(受付 木下)

「第30回日本白内障屈折矯正手術学会へ出席しました

6月20日(土)~21日(日)に、東京国際フォーラムで開催された日本白内障屈折矯正手術学会へ柴田が出席しました。
この学会は、白内障手術及び屈折矯正手術の研究と教育、診療の発展を掲げていて、眼科医はもちろん私たちのような眼科スタッフ、眼科に携わる方たちが集うとても大規模な学会です。
30周年ということもあり30年を振り返る企画があったり、今まで参加した学会で一番おもてなしがあたたかく感じました。
内容も充実していて、主に白内障手術の難症例や眼内炎について聴いてきました。
改めて、白内障手術の奥深さ、眼内炎の恐ろしさを実感して帰ってきました。
これから、院長へ提出する報告書をまとめ、7月11日(土)の院内勉強会に向けて勉強会用のスライドを作成する予定です。
東京では道に迷ったり人の多さに圧倒されましたが、都会の雰囲気を満喫してきました。
写真は、学会会場の東京国際フォーラムの中と、東京駅の有名な赤レンガです。
(看護師:柴田美保子)

140-1

140-2

「エコカーテン」

毎年恒例になっているエコカーテンの準備をしました。エコカーテンは周囲の気温、室温を下げる効果があり、暑い夏を乗り切るために欠かせないガーデニングアイテムです。
昨年まではゴーヤの苗を植えていましたが、今年は朝顔の苗を植えました。朝顔の花言葉である「固い絆」の由来は、支柱にしっかりとツルを絡ませることにちなんでいるそうです。その言葉のように、早くも花が咲き、小さなツルがすくすくと育っています。立派なエコカーテンに育つのが楽しみです。

(視能訓練士 西田)

139-1

139-2

「視能訓練士を目指して」

みふね眼科では、視能訓練士を目指す学生の臨地実習施設として、学生を受け入れております。
今年度は3校の視能訓練士養成校から、1名ずつ実習生を受け入れることになっています。

学生たちは臨地実習にて、初めて医療の現場を体験することになります。
実際に患者様に検査を行う中で、視能訓練士として必要な知識や検査技術、患者様とのコミュニケーションの取り方などを学びます。
また、実習施設のスタッフとの関わりや、検査以外の場面での患者様への対応を通じて、医療従事者としての役割や心構えを実感する場でもあります。

現在当院では、九州保健福祉大学の学生1名が、実習を行っています。
臨地実習施設によって、眼科診療の流れや特色は様々です。
当院に来ている学生には、「みふね眼科」ならでは内容を実習してほしいと考えています。
特に当院の特徴のひとつとして、斜視や弱視の子どもさんの来院が多いということです。学生には積極的に斜視や弱視の検査を実習してもらい、今回の実習では野村医師が執刀する斜視手術の見学をする機会もありました。
上野院長が執刀する、白内障、翼状片の日帰り手術の見学も行い、手術前、手術当日、手術後と手術に関わる一連の流れや、患者様の経過を観察することができ、学生にとっては良い体験ができたのではないかと思います。

当院での臨地実習で体験したことを今後に生かし、目配り、気配りのできる視能訓練士を目指して頑張ってほしいと思います。

(視能訓練士 藤井)