「視能訓練士を目指して」
みふね眼科では、視能訓練士を目指す学生の臨地実習施設として、学生を受け入れております。
今年度は3校の視能訓練士養成校から、1名ずつ実習生を受け入れることになっています。
学生たちは臨地実習にて、初めて医療の現場を体験することになります。
実際に患者様に検査を行う中で、視能訓練士として必要な知識や検査技術、患者様とのコミュニケーションの取り方などを学びます。
また、実習施設のスタッフとの関わりや、検査以外の場面での患者様への対応を通じて、医療従事者としての役割や心構えを実感する場でもあります。
現在当院では、九州保健福祉大学の学生1名が、実習を行っています。
臨地実習施設によって、眼科診療の流れや特色は様々です。
当院に来ている学生には、「みふね眼科」ならでは内容を実習してほしいと考えています。
特に当院の特徴のひとつとして、斜視や弱視の子どもさんの来院が多いということです。学生には積極的に斜視や弱視の検査を実習してもらい、今回の実習では野村医師が執刀する斜視手術の見学をする機会もありました。
上野院長が執刀する、白内障、翼状片の日帰り手術の見学も行い、手術前、手術当日、手術後と手術に関わる一連の流れや、患者様の経過を観察することができ、学生にとっては良い体験ができたのではないかと思います。
当院での臨地実習で体験したことを今後に生かし、目配り、気配りのできる視能訓練士を目指して頑張ってほしいと思います。
(視能訓練士 藤井)
2015年6月19日 |未分類